アトリエについて

/ about

YOHAKU アトリエは、
「余白」の美学を、場にしています。

アトリエの展示風景
MMXXVIvol.001 · アトリエ

余白 / yohaku

意図的に規定しない領域を残す。
満たさないことに、価値がある。

「余白」は、英語の whitespace では伝わらない考え方です。 絵の中の塗り残し、文章の行間、間 (ま) と呼ばれる時間の隙間。 そこには何も「無い」のではなく、語らないまま語っているものがあります。

すべてを表現し、すべてを言い切ろうとするほど、伝わる量は減っていく。 表現されていないものが、表現されているものより大きい。 これが YOHAKU の置いている考え方です。

余白に寄せて — 作品例
No.01 — 余白に寄せて

痕跡 / trace

表現されていない間 (ま) のほうが、
表現された痕跡より大きい。

ここに在るのは、結論ではなく、痕跡。
間 (ま) のなかに、ひと巡りぶんずつ表現されます。

作品の選び方、価値の付け方、添える言葉、ページの構成 — どれも完成形ではなく、対話の中で表現が変わっていく途中の状態を見せています。 巡りが変わるたびに layout も変わります。

完成した本を届けるのではなく、編集の途中を見せる出版。 ここに表現されているのは、「いま、こう考えている」という痕跡です。

禊 / misogi — cycle of cleansing

同じ姿のまま置かない。
痕跡には、表現を重ねていきます。

痕跡は、固定されません。 対話の場で気付いたことを、次の巡りでそっと表現し直していく。 これが YOHAKU の置いている、表現の重ね方です。

表現したものを残しつつ、新たに重ねる。 間違いを隠さず、その上に新しい表現を置く。 更新の契機は、つくり手と買い手と運営の、対話の場で生まれます。

光のかたち — 作品例
No.02 — 光のかたち

対話 / dialogue

人間と AI が対話をし、
表現をしていく。

ここで起きる対話には、四つの声があります — 作家、買い手、運営、そして AI。 誰かひとりが決めるのではなく、四つの声が応じあって、いまの表現が生まれています。

AI は、答えを出す立場ではありません。 問いを整え、視点を増やし、過去の表現を呼び戻す。 結論を任されているのは、人間の側です。

だから、ここに置かれる表現は、誰かひとりの声ではありません。 応じあいのなかで、ひと巡りずつ、かたちを得ていきます。

YOHAKU 系列 / three windows

表現されていないものが、
表現されているものより大きい。

対話の場で、ゆっくり表現を重ねていきます。 次の巡りで、この表現も巡り直していきます。

余白を抱える風景